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撮影画像の保管方法
コメントはまだありませんお久しぶりです、というより本当にご無沙汰してしまいました。
今回は皆さんから良く質問をいただくのですが「どうやって撮影したデータを保管していますか?」という内容についてお話しをさせていただきたいと思います。実はこの質問ですが、正直正解はありません。
というか、「自分自身が探しやすく、安全と思う方法で保管されていること」が正解と言って間違いないでしょう。
要は「○年前くらいに、あそこで撮影した、あんな感じの写真ってすぐ出せる?」と言われた際に、スパっとその写真が出せればそれでOKなのです。ですが、どうも皆さんそれに苦労されているようで、私がスパっと写真をお出しすると決まって「どうやって保管してます?」と聞かれます(笑)
ということで、本当に我流ではありますが、私の写真の保管方法をここでご説明させていただきます。とは言え、そんな大した話ではありませんので、肩肘張らずに気楽に読んでください。
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RAW vs JPEG
コメントはまだありませんさて…いきなりの質問ですが、皆さん撮影される時はRAWとJPEGのどちらで撮影されていますか?
メモリカードの余裕があるので両方残している、という方も大勢いると思いますが、だいたいの方はどちらか一方だけで撮影されているのではないでしょうか?
そして、意外とよく聞くのが「一眼なんだからRAWで保存しています」という言葉ですが、一度落ち着いてよく考えてみてください。「その写真、何のためにRAWで撮影していますか?」
RAWでもJPEGでもお互いに一長一短があり、いいこと尽くめではありません。
それぞれの特性を理解した上で、適切な形で撮影してあげることが必要なのは、レンズやカメラだけではなくデータ形式も同じなのです。 -
ダイナミックレンジって何?
コメントはまだありませんさて、今回ちょっと訳がありまして、ダイナミックレンジについてお話しさせていただきます。
で、ダイナミックレンジって何?ということですが、答えを先に言ってしまいますね。
ダイナミックレンジとは「1露光で撮影できる明るさの範囲」のことです。極端に言ってしまうと「明暗差の大きい状態をどこまで1枚の写真に収められるか?」という指標を表したのがダイナミックレンジなのですが…
まずは論より証拠で、上の画像を見てみてください。左側の写真は手前の木々の葉がちゃんと認識できるように映っていますが、その代わり奥の方の葉が白飛びしてしまっていますね。
そして右側の写真では、左の写真で白飛びしてしまっていた部分がしっかりと映っている代わりに、手前の葉が黒く潰れてしまっています。これは、このカメラのダイナミックレンジが、この明暗差をカバーできていないから発生する現象なのです。
(ちょっとわかりやすくするために極端に撮影はしていますが…)